ツコウニュース

山口芸術文化センター(YCAM)で開催された映画制作ワークショップにツコウ生が参加してきました!

2018.02.06

1月7日(日)、8日(月・祝)に山口情報芸術センター(YCAM)にて開催された、「中高生向け映画制作ワークショップ」に、1年生の渋谷圭香さんと寺田多恵さんの2名が参加してきました!
ワークショップを監修したのは、映画『playback』等の作品で知られる三宅唱監督。
監督自身がワークショップのために書き上げた脚本を使い、参加者たちは2つのグループに分かれて、それぞれオリジナル映画を制作しました。ワークショップ冒頭、監督から「映画作りは発見の連続」というお話がありました。
その言葉通り、今まで知らなかった映画作りの工程はもちろんのこと、試行錯誤を繰り返す中で見つけた最高の演出、演じ方を工夫することで、表情が少しずつ変わる登場人物、シーンをより際立たせる撮影場所の選定等、すべてにおいて新しい発見がありました。
参加した1年生の渋谷さんと、寺田さんの感想を紹介します。
渋谷圭香さんの感想

「私は演技をする側でしたが、まず脚本を読みこんで理解するのにも苦労しました。それからさらに、これをどういったしぐさ、表情、言葉、言い回しでどう表現するかもみんなで考えました。結局は、“見ている人に伝わらないと意味がない“んですよね。見ている人に伝わるには、見ている人にこう思ってもらうにはどう表現すればいいんだろう、と考えて、必死に取り組みました。周りがほぼ経験者の中、一人だけ演技経験がなかったのでプレッシャーもありましたが自分なりに考えて精一杯演技ができてよかったです。
上映会で私たちのA班と、B班の映像を観比べた時、元の脚本は同じでも出来上がりがまったく違っていて、それぞれの人の捉え方次第なんだなと思いました。演技と撮影、どちらも刺激を受け、映画はとても奥が深いなあと感じました。
私の好きなことは、すべてに共通することとして「表現する」ということが含まれているので、今回学んだことを元にもっと極めていきたいです!本当に一生の宝物となる経験ができました。これから映画を観ると、必ず今までと違う観点になってくるのでこれからもっとたくさんの映画を観ようと思います!」
寺田多恵さんの感想

「私は機材に興味があったのでスタッフ側のカメラや音声をやらせていただきました。初めて触る機材にとてもテンションが上がりました。撮影そのものよりも脚本の理解やロケハン(撮影場所決め)などの準備がとても大変で、ものすごく頭を使わなければいけなかったために、途中で挫折しかけました。『5分ほどの短いムービーなのにこんなに大変なのか』『逆に、映画や毎週放送されるドラマはどんだけ大変なのか』という実感があります。
すべての撮影が終わり、上映会をした際にはとても達成感がありました。大変だったことも諦めずに頑張れたこと、すごく良い思い出となりました。

こんな貴重な体験を今できたこと、勧めてくださった方や付添いで来てくださったみなさまにも感謝しかありません。ありがとうございました!」

 

このような学びの多い環境の中で、中高生たちは、監督やYCAMのスタッフの方々によるアドバイスやサポートの下、丸二日間映画制作に没頭し、最終日には上映会を行いました。同じ脚本で作ったのにも関わらず、仕上がった作品はどちらのグループも全く異なる映画のよう。今回は撮影する側、演じる側の両面から体験ができたため、より映画の奥深さを実感したワークショップになったのではないでしょうか。
三宅監督、YCAMのみなさま、ありがとうございました!

 

撮影で音声確認をしているところ

撮影で音声確認をしているところ

 

映像編集の様子

映像編集の様子

 

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