校長メッセージ
私たちは、西周や森鷗外をはじめ近代日本の土台づくりに貢献した人々が育った町で学べることを誇りに思っています。この町の学びの象徴は、江戸時代、四万三千石にすぎない小さな津和野藩が、大飢饉で厳しい財政状況にあったにもかかわらず、多額の費用を投じて創設した藩校「養老館」です。創立から110年を超える歴史を刻んできた津和野高校は、藩校「養老館」の開明的で好学の気風を、若者の才能と情熱を発掘し、応援する学校の校風として現代に受け継いでいます。学校と一体となってあなたを支える津和野の町と人、公営塾「HAN-KOH」のスタッフや教育魅力化コーディネーター、そして全国から学びを求めて津和野高校に集まった仲間など、豊かで多様な人の厚みが津和野高校の魅力だと自負しています。
島根県立津和野高等学校 校長
宮島 忠史

スクールポリシー
「やってみたい」を「やってみる」にする学校
育てたい生徒像
(グラデュエーション・ポリシー)
自ら学び行動できる生徒
学習習慣を確立することで、生涯にわたって学ぶために必要な基礎学力の定着した生徒を育てます。さらに、課題に挑戦する意欲と行動力のある生徒を育てます。
他者と協働できる生徒
豊かな感性、表現力、コミュニケーション能力を身につけ,仲間と協力して目標を達成しようとする生徒を育てます。
多様な価値観を尊重できる生徒
価値観が多様化する時代に必要な、広い視野と寛容な心を持つ生徒を育てます。
地域社会に貢献できる生徒
地域社会を住みよくするために必要な、当事者意識と行動力を備えた生徒を育てます。
3つのコース
(カリキュラム・ポリシー)
自然科学
コース
とくに理系科目において少人数教育を実施することで、きめ細やかに学習を支援します。
探究
コース
「総合的な探究の時間」による、地域の方々や仲間との協働的な活動を増やし、課題解決型学習に重点を置きます。
総合
コース
基礎学力の定着とともに、実習や体験の機会を多く設定することで、実社会で必要とされる力を養います。
求める生徒像
(アドミッション・ポリシー)
津和野で学びたい生徒
津和野町は町全体が学びの場です。T-PLANでつながる津和野の まち・ひと・こと をとおして、学びのきっかけをつかもうとする生徒を求めます。
コミュニケーションを大切にする生徒
町の大人や島根県の内外から入学する友達など、多様な人との関わりをとおして、他者を受け容れようとする生徒を求めます。
チャレンジする生徒
きめ細やかな指導やHAN-KOHで身につけた確かな基礎学力を持ち、自分の課題に挑戦しようとする生徒を求めます。
ゴールに向かって努力する生徒
学習でも課外活動でも、仲間と協力しながら自分の目標に向かって努力する生徒を求めます。