秋です。
最近、子どもたちの好き嫌いや栄養の偏りの解消、地元農産物の地産地消への積極的な取り組みなど食に関する身近な問題が大きくクローズアップされています。
先日も、給食やお弁当にかかわる報道が連日のようにありました。
様々な活動の基盤となる食事について、学校では健全な食生活を自ら実践する力を身に着けるために『食育』が積極的に展開されています。
本校では9月某日、「食に関する職員研修会」として津和野町邑輝にある『糧(かて)』にお邪魔しました。
この『糧』は、津和野町の中心から離れた堀庭園近くの里山で季節に沿った食や暮らしの知恵の学び舎として旧畑迫病院を改装して、昨年の11月にオープンしたカフェ&レストランです。
レストランのメニューのテーマは、医食同源。
気持ちも体も癒されます。
私たち教員も普段は多忙感を感じながら、時間に追われるなど大きなストレスを抱えています。
今回はゆっくりとした時間の中で地元の食材を味わい、みんなで食について考えるという機会をもつことができました。
今回の研修では、食事を楽しみながら他人との会話がはずむ、すなわちコミュニケーション能力を高めてくれる機会でもあると感じました。
その会話の中でも発見がたくさんあります。それも大きな学びです。
『糧』では、固定されたメニューがあまりありません。
その時に収穫されたものを調理します。
そういった楽しみ方がありました。
『糧』では、休日には本校の生徒もボランティアでお手伝いをさせていただいています。
様々な季節感を味わいながら、大地の恵みに感謝する。
教職員のみならず、生徒にも保護者のみなさんにも『食育』を通して様々な発信ができればいいとあらためて感じました。
「食欲の秋」、いかがでしょうか。
みなさんも秋を感じてみませんか?
食育担当 S
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