沙羅の木の開花を毎年楽しみにしているという、国語科の池永和江教諭より、今年も素敵な開花のお知らせが届きましたので紹介します!
〇津和野高校の駐車場には沙羅の木(夏椿)があります。
毎年この時期に白い花をつけます。
森鷗外の詩「沙羅の木」にちなんで植えられているのでしょうか。
「沙羅の木」 森鷗外
褐色(かちいろ)の根(ね)府(ぶ)川(かは)石(いし)に
白き花はたと落ちたり、
ありとしも青葉がくれに
見えざりしさらの木の花
鷗外の「沙羅の木」の詩碑は東京都文京区のかつての鷗外邸観潮楼跡に建てられているそうです。
そしてそこにも沙羅の木が植えられているそうです。
津和野高校の沙羅の木も、毎年この時期にひっそりと花をつけます。
咲いては落ち、咲いては落ちする、はかない花です。
落ちてはじめて、咲いていることに気がつくような花です。
どうぞ見つけてやってください。
校舎2棟と3棟の間にある中庭「対青苑」に植えてある二本の木は山桃の木です。
今山桃の実が熟れて食べ頃です。生徒の皆さん、津和野高校にいるうちに、小鳥たちに食べられてしまう前に一度は食べてみてください。甘いですよ!