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「第19回櫻井徳太郎賞」で最優秀賞を受賞しました!

「第19回櫻井徳太郎賞」で最優秀賞を受賞しました!

この賞は民俗学者櫻井徳太郎氏の業績を顕彰し作られたもので、本校2年生の山本瞭世(やまもと あきよ)さんの研究論文が最優秀賞を受賞しました。

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★応募のきっかけは?
中学生の時に日本遺産センターで職場体験を行った際に鷲原八幡宮について学んだり、高1の時に鷺舞について調べて発表したりする中で民俗学に興味を持つようになりました。昨夏、魅力化コーディネーターの山本さんからこの賞のことを聞き、研究してみることにしました。

★どんな研究をしたのですか?
「鷲原八幡宮から見る幕末の津和野藩と明治時代の神社整理政策の影響」というテーマで研究しました。鷲原八幡宮にはなぜたくさんの神社が集まることになったのかについての謎を解明していく中で分かったことを論文にまとめました。

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  • ★取り組んでみての感想は?
    研究を進める中で関係する書籍や資料を読みましたが、史料を読むのは大変でした。そして自分自身、意外と郷土史を知らないということも感じました。明治初期に日本各地の神社が整理されるのですが、津和野藩ではそれよりも早く津和野独自で神社整理を行っていたことから、政府は亀井茲監(かめい これみ)や福羽美静(ふくば よしず)を神祇(じんぎ)事務局に登用しました。重要な政策に津和野の人が関わっていたことを知ってすごいと思いました。

★今後、やってみたいことは?
総合的な探究の時間で行ったマイプロジェクトで着物の柄について調査したので、着物で参加される方も多い入学式の日に、着物の柄の説明などをまとめたポスターを掲示したいと思っています♪