津和野高校では年に2回、「ICTを生徒が活用することにより、生徒が主体的に学ぶ授業」をテーマとし、全授業担当者が公開授業を行っています。その中で数学科教員が「データ分析」の授業を実施し、生徒たちは興味津々で取り組んでおりました。参観した教員からも「データ分析」について学びたいという声があり、12月18日にミニ研修を実施しました。
研修では、数学Ⅰの学習内容である「箱ひげ図」について、その見方や作り方についての説明を本校数学科教員より受けました。その後、2学期期末試験の各科目の得点分布を箱ひげ図で示したものを読み取りました。成績の資料というと、これまで校内では度数分布表を使っていましたが、箱ひげ図で表すことで、集団の傾向がよりつかみやすくなることが実感できました。そして、ダミーデータを用いて各自の端末で箱ひげ図の作成演習を行いました。
最後に校長より、津和野高校の教育活動の中で、生徒たちが以下の力をつけることができるよう意識していこう、と話がありました。
①データから課題を発見する
②成果や効果の分析にデータを活用する
③データを用いることによって、探究学習の成果をより客観的に、説得力を持って発信する
津和野高校は令和7年度より、従来の普通科を改編し、新たに「未来共創科」を設置します。これまで本校が積み重ねてきた教科学習、探究学習、そして学校行事等の特別活動の取り組みを、情報活用の力によってさらに進化させることができるよう、教職員一同頑張ります。
〈研修スライド(抜粋)〉*演習用のデータはダミーです
<研修の様子>