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1年生が宿泊研修を行いました

去る4月17日・18日、「国立山口徳地青少年自然の家」で宿泊研修を行いました。この研修のねらいは、県内外各地から集まった新ツコウ生をつなぐ「仲間づくり」でした。入学からわずか1週間、隣の人のこともよくわからない中で心配もあったと思います。しかし、寝食をともにし、協力して課題をクリアしていくうちに確実に生徒間の距離が縮まっていきました。そこに、この学年集団の「つながる力」を感じることができました。

 

初日は、本校のSC(スクールカウンセラー)の高橋さんによる仲間づくり活動、教科担当による国語・英語・数学の学習タイム、魅力化コーディネーターのみなさんによるグループでアメージングな写真を撮ってくる「スカベンジャーハント」など盛りだくさんでしたが、最後まで集中して楽しみながら取り組む姿が見られました。

 

2日目のTAP(徳地アドベンチャープログラム)では、6つの班に分かれ、課題解決型の活動を行いました。各班にはインストラクターの方がつき、一人ひとりの状況、班の状況をみながら、課題を出し、班全員の力を引き出してくれます。終わるころには、難しい課題でも「どうしたら解決できるのか」を班での話し合い、時間がかかっても達成できるようになっていきます。そうする中で、さらに深く信頼し合える仲間になっていくのがよくわかりました。

 

生徒のみなさんの感想には、「充実していた」「いろいろな人と仲良くなれた」「自分が出せた」「すごく楽しかった」など肯定的なものが多くありました。人とつながり、話し合い、それぞれの持ち味を生かして課題をクリアするのはとても楽しいということが、見ているこちらにも伝わってきました。生徒・大人一緒になって取り組んだ今回の宿泊研修はとても充実したものになりました。

 

個々の能力を高めることも、一人ひとりが責任感を持つことも大切です。しかし、仲間とつながってより大きな力を発揮すること、いざというときに支えあえることがもっと大切です。今回の研修の経験をしっかりと今後に生かし、楽しいときも苦しいときも、ともに歩んで行きましょう!

 

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