12月17日(日)に、島根県立大学松江キャンパスで開催された「第1回高校ビブリオバトル島根県大会 兼 全国高校ビブリオバトル 2017 島根県予選大会 」で、3年生の山本日和さんが優勝しました!
山本さんは、島根県内8校より代表8人が出場した今大会で、小説「太陽の村」(朱川湊人著)を紹介。5分間の制限時間の中で、本の魅力を存分に伝えていました。
山本日和さんのコメントを紹介します。
「私がビブリオバトルに出会ったのは、1年生の時のツコウ祭でした。そして、それをきっかけに2年生の時には中国大会に出場させていただきました。しかし、その時は予選で敗退してしまい悔しさが残りました。今回の島根県大会では、この悔しい経験が生きて、良い発表につながったと思っています。全国大会では、指導してくださっている先生や応援してくれているみなさんへ、感謝の気持ちを込めて一生懸命発表していきたいと思います!」
山本さん、本当におめでとうございます!!
山本さんは、来年1月28日に早稲田大学で開催される全国大会に出場します。全国大会でも思いっきり本の魅力を伝えてきてくださいね。
そして今回は、このビブリオバトル島根県大会優勝につながったSTORYを図書主任の池永先生にお話ししてもらいました。
「『ビブリオバトルに出てみたいのですが・・・』
山本日和さんからその言葉を聞いたのは、彼女がまだ1年生の時でした。当時私は、『ビブリオバトル』という大会がどんなものか知らなくて、司書さんに調べてもらったのを覚えています。そしておもしろそうな内容だったので、全校生徒を巻き込んで文化祭の企画として実施してみようと思い立ったのです。1年目の大会で山本さんの紹介した本が準チャンプ本となり、優勝したのが3年生だったので、山本さんに翌年の中国大会に学校代表として出場してもらいました。惜しくも予選敗退でしたが、その時の経験が今回の結果に結びつきました。山本さんの一言で始まった、津和野高校文化祭のビブリオバトルも今年で3年目を迎えました。その山本さんが卒業の年にビブリオバトル全国大会出場を決めてくれたのは、図書館としても嬉しい限りです。おめでとう!全国大会もがんばってください!!」
一人の生徒の想いが学校の企画となり、それをみんなで応援する。
ツコウらしさ満載のSTORYを紹介させていただきました。