『第39回全校高校生読書体験記コンクール(主催:公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会)』において、2年3組池本次朗くんの作品が、このたび見事入選しました。
池本くんは、夏休みの課題として、『線は、僕を描く』(砥上裕將著 講談社)を読んで感想文を書きました。作品の内容と池本くん自身の体験を生かした感想文は、読書体験記コンクール島根県選考で入選。さらに中央選考へと進み、今回の入選という快挙を成し遂げました。
読書家で、普段からさまざまな分野の作品に親しんでいる池本くん。これからの活躍が楽しみです。
(池本くんコメント)
まさか自分の感想文が入賞するとは思っていなかったのでとても驚いています。
今回感想文を書いた『線は、僕を描く』では、水墨画が大きなテーマになっています。私はそれまで水墨画に関心がなく、美術館などで見てもモノクロである水墨画は他のカラフルな絵画の間に埋もれている印象でした。
しかし、『線は、僕を描く』を読んで、私の水墨画への見方が大きく変わり、モノクロである水墨画が「濃」「淡」により無限のグラデーションを持つことを知りました。
今後も、本と水墨画に親しんでいきたいと思います。この『線は、僕を描く』は、皆さんにも是非読んでみてほしいです。