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生徒の活動「アスギミック」について紹介してもらいました!

2年生の池田詩織さんと清水美夏さんが立ち上げた「アスギミック」

これまでに約100名の高校生が参加してきた「アスギミック」の活動について、池田さんと清水さんに始めたきっかけや活動内容などを紹介してもらいました。

 

Q.アスギミックとはどういう意味ですか?

アス=明日、私たち(英語でus)

ギミック=しかけ(英語でgimmick)

という意味で、「明日の私たちが挑戦するきっかけを仕掛ける」という思いを込めています。

 

Q.どんなことをしていますか?

簡単に言うと「オトナと高校生が対話する場をつくる」という活動をしています。2019年6月から活動を始め、これまでに教育系youtuber、建築家、家具メーカー社長、冒険起業家の方など日本各地のおもしろいオトナの方にゲストとしてお越しいただき、これまでに7回開催してきました。

 

Q.活動を始めたきっかけを教えてください。

〇池田さん

グローカル・ラボの活動を通して、地域の方と話す機会が自然と多くなりました。その交流の中で、ただお話するだけでも、地域の問題点やその人の生き方、さらには自分のことも話すので、自分がどんなことに興味があるのか?なんてところまでみえてきました。

「この体験ができないなんて、もったいない!他のツコウ生にもオトナと話してみてほしい!」そんな思いから活動を始めました。

 

〇清水さん

津和野高校では2年生のコース選択の際、理系・文系・ビジネスコースの3つから選択します。私たちはそれぞれが文系とビジネスコースを選択しました。ビジネスコースの2年次の教科に「地域企業研究」というものがあります。この教科では、ビジネスマナーを学んだり企業見学やインターンシップへ行ったりしますので、授業の中で将来について考える機会や実際に仕事の現場を見る機会があります。しかし、理系や文系の人はその間に数学や化学など大学進学に必要な理系科目の授業を受けています。私たちは2人で話しているうちに、津和野高校の中でのキャリア教育の差を感じました。

また、私たちはグローカル・ラボに入部しており、活動の中で、オトナの方たちと接する機会が多く、話す機会がなければ知らなかったことやオトナと関わる楽しさを知りました。それと同時に他の人にも津和野にはたくさんのおもしろいオトナがいることを知ってもらいたいと思うようになりました。

そこで、理系や文系を選択している人たちやグローカル・ラボに所属していない人たちにもオトナの方と楽しくお話しながら将来を思い描くキッカケづくりをすることができる場所を作りたいと思いこの活動を始めました。

 

Q.活動を通して得たことを教えてください。

開催する度に苦労するのが集客なのですが、アスギミックは興味を持った人のみの参加で十分だと思っています。しかし、高校生にオトナと対話する機会を逃してほしくないという気持ちもあるので、どうしたら高校生に興味を持ってもらい、多くの高校生に参加してもらえるかということが集客の面での課題だと思っています。回を重ねるごとに、事前に来ていただくオトナのことを知っていると高校生側の参加が増えることを実感し、学びました。

 

Q.今後どうしていきたいですか?

私はこのような活動が津和野高校で続いていってほしいと思っています。

そのためにも、私がこの活動の中で学んだことを含め、運営側のことなどを後輩に継承していきます。部活の引退時期までには、運営とオトナの両方に無理のない継続しやすい活動の形態をつくりたいです。まずは、引き継いでくれる後輩探しからですが、きっと津和野高校にそんな素敵な後輩がいると思っています!

 

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池田さん、清水さん、ありがとうございました!

アスギミックがこれからも続いていくよう応援しています!