3月16日(土)、本校新寄宿舎「正徳(せいとく)寮」の開寮式を行いました。
式で宮島忠史校長は、「小規模校ながら、これだけ最新設備と快適空間を備えた寄宿舎があるだろうか。新しい寮は今の寮生だけのものではない。後に続く後輩たちに引き継ぐものでもある。大切に扱い、綺麗に掃除して清潔さを保つだけでは十分ではない。設備一流、寮生三流であってはならない。設備にふさわしく寮生も一流になるように、努めなくてはならない。寮の名称も「正徳寮」と一新された。1910年に津和野高等女学校に寮が開かれてから115年を数える。今日まで築いてきた寮風の遺すべきところは遺しつつも、新しい寮文化の礎を築くことが初代正徳寮生の務めである。」と生徒に伝えました。
男子寮長の白川達矢さん(2年)は、「寄贈者の佐々田さんに感謝の気持ちをもちつつ、今まで以上に掃除を丁寧に行い、快適な寮生活が送れるように寮生全員で協力していきたい。」と話しました。
その後、地域住民を招いた内覧会があり、生徒がグループに分かれて案内しました。