11月3日(祝・火)
津和野町では、9月25日に新町合併10周年記念式典において、「美しい森林づくり条例」
を制定して町・事業体・森林所有者・一般住民が一体となって美しい森林づくりを推進する
という方針が発表されました。これを受けて11月21日に津和野町枕瀬山で「25世紀の森」
植樹祭が開催されます。
ツコウ生は、地域貢献活動を通称「チーカツ」と呼んでおり、今回はその会場の清掃作業を
行いました。3名の林家さん(林業家のこと)に指導を受けながら、事前に間伐されてある
樹木を回収し焼却作業のお手伝いをしました。
チーカツでは労働の報酬として津和野町の地域内通貨「こだま商品券」が支給されています。
有償のボランティアとして活動し、労働の対価を得る事で「働くこと」の意味、働く厳しさ
を体感させ、生徒の中に勤労観を育む事を目的としています。
今後は毎月1回程度の活動を計画しています。 林家側にとっては、人手がいる作業の業務
削減や環境を守る山の仕事の啓発活動、一方の高校生にとっては、職業観・勤労観の育成や
社会貢献や地域内消費の意識を高め学ぶ機会として、双方にメリットのある“Win−Win”な
活動と捉えています。
記事作成:魅力化コーディネーター中村純二