マイプロジェクトアワードとは、探究学習・マイプロジェクトを実行した全国の高校生が一堂に会し、活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える、日本最大級の「学びの祭典」です。
〇マイプロジェクトとは
マイプロジェクトとは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。
そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれます。
10代のうちに正解がない中で試行錯誤し、探究することで、不確かな時代の中でも未来への創造力が引き出されます。
全国各地で開催される地域Summitと、各地域から選ばれたプロジェクトが招待される全国Summitがあります。
2月4日(金)に、島根県Summitがオンラインにて開催され、津和野高校からは下記の3プロジェクト(4名)が参加しました。
4名の感想を紹介します。
●2年生 岡野萌花さん・深田恵未さんのプロジェクト
「元気いっぱいポンポンプロジェクト」
マイプロアワード島根県Summitには、今回2回目の参加でしたが、本番はとても緊張しました。今までの発表で一番私達らしく悔いの残らない良い発表ができたのではないかなと思います!
発表が終わったあと、同じグループの皆さんが一番印象に残った発表として、全員が私達の発表を選んでくれたことがすごく嬉しかったです。マイプロを通して高校生だけでなく、サポーターをしてくださった大人の方との繋がりも大きく感じました。
今回のSummitに参加した前と後では、私達の中で少し自信がついた部分もあるのではないかなと思っています。
新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか進められないこともありますが、これからどんどんプロジェクトを進めていき、良いものにしたいです!
私達にとって、とても貴重な経験になりました!
●2年生 板垣陽祐さんのプロジェクト
「Just do it!」
自分が思っているより世界は広く、深くそして身近なものだと気づきました。
小さな地域で生活していると、どうしても自分の世界が手の届く範囲で完結してしまい、客観視することが難しくなります。自分の思っていること、考えたこと、実際に行動してみたことを周りの人に主張する機会がそれまで殆どありませんでした。ですが、今回こういう場で同じ高校生や他地域の大人の方に聞いてもらい、他者からの意見の重要性に気づきました。
感じたことについて共有すると「その気持ちわかる!」「自分もそうだった」などの共感をもらったり、困ったことについて共有すると「それはこうしてみても良いんじゃない?」などの意見をもらえました。
今回集まった高校生は全員異なったプロジェクトをもっています。しかし根底にある思いは共通するところもあり、自分も他の人の発表を聞いていると「みんなもこう思っているんだ」という発見がありました。住んでる場所も行っていることも違うけれど、マイプロというものを通して私達は繋がっているという確証を得ることができました。
今後は周りを意識し他の人のプロジェクトの良いところを自分に落とし込んで取り組んでいきたいです。
●2年生 四ノ宮有理沙さんのプロジェクト
「365 高校生を全国と結ぶ」
自分の活動を発表する場に出るのはとても緊張したのですが、いろいろな方にプロジェクトや発表を褒めていただいて、フィードバックをいただくことができ嬉しかったです。
また、他校の高校生たちがどのような活動をされているのかを聞くことができ、自分では思いつけないようなことをされていたり、地域の方に協力してもらって大きなプロジェクトにしていっていることを知り、同じ高校生として関心しましたし、自分もこれから頑張ろうと奮い立たせてもらいました。
このような場は他にないと思うので、いい経験になりました。
〇各プロジェクトの詳細はこちらの記事にて紹介しています。
併せてご覧ください。