2月8日(木)に津和野高校2年生「総合的な探究の時間」最終発表会を開催しました。生徒は1年間取り組んだ自身の探究活動についてプレゼンテーションを行ないました。「映画における音楽がおよぼす効果とは?」「高齢者の方に視覚的にわかりやすい文字の伝達方法を探し検証する」「津和野の芋煮を広める」「保護犬・猫について」など多種多様な内容が発表されました。また、島根県立大学・山口大学の先生や本校卒業生をお呼びし、発表について以下のようなフィードバックと講評をいただきました。
「津和野のゴミポイ捨て問題」について発表した生徒に対して、島根県立大学の先生から『こうあるべきを一方的に伝えるだけでなく、どうしたらゴミをゴミ箱に入れたくなるか?などのポジティブなアプローチを考えてみてほしい。”仕掛学”というワードを調べてみると参考になるかもしれない。』などのコメントがありました。
また、「SDGsをもっと身近に」というテーマで発表した生徒には本校卒業生から『(イメージしづらいことを)文章や写真、紙媒体によってではなく動画で伝えようとした手段はわかりやすく良かった』、「交通安全意識を高めるには」というテーマで発表した生徒には『(徒歩以外の)別の立場からみてみると、また新しく問題や視点が出てくるのではないか』など、卒業生自身が実施した過去のマイプロでの実例もあげながら在校生へのコメントが行われました。また、合間の時間では大学生活についての話でも盛り上がりました。
多様な方に関わって頂くことで、新たな視点への気づきや自身の活動の言語化など、学びを深める機会になりました。