令和7年3月1日(土)に、令和6年度卒業証書授与式を行いました。
当日は、卒業生の門出を祝うような好天に恵まれ、厳粛な中にも暖かい雰囲気のもと、48名の卒業生が本校から旅立ちました。卒業生入場の後、卒業生一人一人が担任から呼名を受け、卒業生代表の河田陽菜さんが松田哉校長より卒業証書を受け取りました。


校長式辞では、体育祭での競技『ツコウイチ・力自慢』の様子に触れ、最大限の可能性を引き出そうとする生徒一人ひとりの心の温かさに深く感動し、津高祭で見せた3年生の頼もしく成長した姿、素晴らしい精神を在校生にも受け継いで欲しいと述べました。また、旅立つ卒業生へ「世界がどのように動いているのか、自分の目でしっかりと確かめ、周りに流されることなく、自分らしく生きて欲しい。『自分らしさ』を追求することは簡単なことではなく、時には失敗することもあります。しかし、失敗を乗り越えるたびに、成長することができます。」と伝え、卒業生の活躍を祈念して式辞を締めくくりました。

在校生送辞では2年生の原田友暉さんが、3年生が今後困難に出会ったとしても、津和野高校での思い出が支えとなり、希望に満ち溢れた未来が待っていますと述べ、今後は自分たち在校生が力を合わせ、助け合い、町の人にも背中を押して貰える津和野高校にしていきますと宣言しました。

卒業生答辞では、代表の佐々木太一さんが1年生からの日々を振り返りつつ、3年生が中心となって準備した津高祭での思い出、進路選択において一人ひとりが真剣に自分と向き合い努力したことを語り、後輩に向けて「津和野高校で得られる多くの人と出会いから新たな世界を知り、自分の可能性に気付き前向きに活動していけることを願っています。」とエールを送りました。
そして、最後に今までずっと応援してくれた両親をはじめ、教職員、魅力化コーディネーター、地域の方々への感謝を述べて答辞を締めくくりました。

卒業式後は、有志による卒業式ライブが開催されました。


津和野高校での経験と思い出を胸に、自立への歩みを、夢への一歩を踏み出してください。卒業生のみなさんのご多幸をお祈りしています。