12月11日(金)に、1年生が総合的な探究の時間の一環としてトークフォークダンスを行いました。
このトークフォークダンスは、フォークダンスのように次々に相手を替えながら、高校生と地域の大人が1対1で対話をするという取り組みです。
本校では、多様な人と出会いコミュニケーションを楽しむこと、1年生総合的な探究の時間の活動である「ブリコラージュゼミ」のふりかえりを深めるきっかけとすることを目的として行っています。
今回は、生徒68人に対し84人の大人の方にご参加いただきました。
当日は、まず地域の皆さんに体育館に集合していただき、校長挨拶の後に、1学年部とコーディネーターがトークフォークダンスの目的とブリコラージュゼミについての説明をしました。
その後、高校生と大人は体育館と4教室の5拠点に分かれ、
オンライン中継による司会進行のもと、「自分」「ブリコラージュゼミ」「津和野」についての様々な相手との対話を楽しみました。
司会進行は「思うは招こう会」の皆様にご協力いただきました。「思うは招こう会」は、『地元の学生に、夢を持ち続けることの大切さを知ってほしい』という想いを持った地域の方が集まり、子どもたちに寄りそいながら様々な活動を行っている団体です。
感染症対策のため、様々な制約がある中ではありましたが、熱気に包まれた1時間となりました。
参加した生徒の感想をいくつかご紹介します。
○一対一だと初対面の人とも会話できることがわかった。人それぞれいろんな人生を歩んできて、自分の知らない世界や価値観があることがわかった。年を重ねれば重ねるほど言葉に厚みが増してくる。
○自分には挑戦したいことや、興味を持っていることがしっかりとあったことに気づいた。将来したいことが自分にはあるので、その目標を達成できるように、後悔しないように勉強をしっかりしたり、自分で考えて行動したりできる自分になりたい。
○大人の方と話すと、話を最後まで聞いてくださった後に自分の体験談を話してくださったり、知らない情報を提供してくださって、参考になることがたくさんあった。冗談を挟んだり、将来を応援してくださったりして、とても楽しかった。
地域の大人の方との対話は、生徒たちにとって刺激的で学びのある経験になったように思います。
運営に関わっていただいた「思うは招こう会」の皆様、参加してくださった地域の皆様、ありがとうございました。