8月10日(金)、山口情報芸術センター(以下YCAM)にて公開された映画『ワイルドツアー』の舞台発表に、出演した2年生の渋谷圭香さんが登壇しました。
渋谷さんは今年1月にYCAMにて開催された、「中高生向け映画制作ワークショップ」に参加し、講師を務めた三宅唱監督の指導の下、映画制作の工程を学びました。
(その時の記事はこちら)
ワークショップ後、YCAMと三宅監督が共同で制作する長編映画への出演が決定。2月に行われた撮影に参加しました。
〇渋谷さんコメント
「今回撮影のお話が来た時は出演するか凄く悩みました。前回のワークショップで初めて本格的な演技に挑戦した時に、自分の演技力の無さを思い知ったからです。悩み抜いた結果、こんな貴重な経験はもう二度と出来ないだろうと思って参加することを決めました。
実際に上映される映画の撮影ということでかなり緊張していましたが、気さくな三宅監督が声をかけてくださったおかげで、リラックスして取り組むことが出来ました。今回は参加型の撮影で台本も全くなかったので、気軽に楽しんで撮影できたのが良かったと思います」。
そして8月、遂に公開を迎えました。舞台発表では、三宅監督の挨拶から始まり、その後出演者が登壇。一人ひとりコメントを発表する際には、映画の見所や映画制作を通して感じたことを堂々と話す渋谷さんの姿が印象的でした。
〇渋谷さんコメント
「1番緊張したのが舞台挨拶でした。予想以上にたくさんの方が見に来られていて、みんなで『緊張するね』と震えていました。この映画に出演するにあたってお世話になった皆さんに、感謝の気持ちを伝えることが出来て、終わった後は胸がいっぱいになりました。
純粋でストレートで胸が温かくなるような、素敵な映画でした。この作品に携わることが出来て幸せです。本当にありがとうございました」。
最後に、YCAM関係者の皆さま、三宅唱監督をはじめ映画関係者の皆さま、この度は素晴らしい機会をありがとうございました!